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【暑い夏を乗り切るレシピ】ストウブココットラウンド20cmで無水調理 魚介のココナッツスープ”ムケッカ”を作ろう(ブラジル料理)

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夏至もむかえましたが、雨が降って寒かったり暑かったり体温調節が難しい時期ですね。

 

じめじめとした蒸し暑さを感じるころで、食欲も沸かない人も多いのではないしょうか。そんな時は栄養満点、”ムケッカ”をおうち時間に作ってみてはいかがでしょうか?

 

”ムケッカ”はココナッツミルクで魚介を煮込んだスープで、ブラジルのバイーヤ州で食されてます。暑い地域に住んでいるブラジル人もこのムケッカを食べて英気を養っているんですね。

 

違う国の郷土料理を食べることで、異国の味を感じて気分もリフレッシュできますよ!

 

”ムケッカ”は日本で食べるカレーのように、ごはんと一緒に食べるのがスタンダードです。ココナッツのミルク缶さえあれば意外と簡単に作れますよ。

 

早速作っていきましょう♪

 

栄養満点スープ”ムケッカ” (レシピ)

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<材料>4人前

シーフードミックス(えび、あさり、イカなど)・・・100g

玉ねぎ・・・1個

ピーマン or パプリカ・・・2個

大トマト・・・1個

ズッキーニ・・・1/2個

かぼちゃ・・・1/6個

ココナッツミルク・・・250ml

オリーブオイル・・・大さじ2

★すりおろしたにんにく・・・小さじ1

★レモン汁・・・大さじ2

★チリペッパー・・・小さじ1/2

塩・・・適量

コショウ・・・適量

パクチー・・・お好みで

 

<作り方>

①ストウブ鍋にオリーブオイルをひいて、5cm角にカットした玉ねぎ、トマト、ピーマン、ズッキーニ、かぼちゃをいれて炒める。

②野菜がしんなりしてきたら、シーフードミックスと★をいれて弱火で蓋をして魚介から水分で出てくるまで焦げないように様子をみながら煮込む。

③ココナッツミルクを加えて、蓋をしてさらに10分ほど煮込む。

④ココナッツミルクの油が浮いてきて、具材がスープとなじんできたら、塩コショウで味付けをする。

④お好みでパクチーやレモンを飾って完成。

 

 

今回使用した鍋(ストウブココットラウンド20cm)

一人暮らしや2人暮らしにおすすめなサイズ感です。2人で料理を分けて、もう一回おかわりできるくらいの量を作れますよ。

 

20cmはおうちに一つあると、スープやカレー、揚げ物にも使えて便利です。作って余ったものはそのまま蓋をして冷蔵庫に入れて、食べる際にそのまま火にかけてそのままテーブルに出せます。スボラなのになぜかオシャレにみえるのも嬉しいところ。

 

 私は”グレナディンレッド”というカラーを使用しています。

 

ブラックもかっこいいけど、この色はキッチンやテーブルにおいても主張しすぎず、どんな料理のシーンにも映えるのでお気に入り。

 

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 栄養ポイント(暑い夏を乗り切る)

今回は、β-カロテンやビタミンCを含む夏野菜のズッキーニ、夏バテで弱っている胃腸に優しいかぼちゃを入れて”ムケッカ”を作りました。かぼちゃにもビタミンEやβ-カロテンが含まれています。これらは抗酸化作用をもたらし、肌あれ予防やカゼの予防にも役立ちます。

 

また、ココナッツミルクにはカリウムが含まれており、体内の余分な塩分を排出しむくみを防止してくれます。マグネシム・鉄・カルシウムなども含まれているので健康維持や貧血予防にも◎。

 

 まとめ

ムケッカは栄養満点なので、ぜひおうちでも試してみていただけたら嬉しいです。ココナッツミルクを使っているので、甘味があり2歳の子どももパクパク食べていました。

 

余談ですが、我が家では最近、週末に”食で旅する”をテーマにして楽しんでいます。食事の際にその国の音楽をインターネットで探して聞きながら食べているのですが、これがけっこうおもしろくてハマっています笑。今まで知らなかった国のことを調べたり、話すことで家族の会話も弾みます。

 

これからどんどん暑くなるので、食材からパワーをもらって暑い夏を一緒に乗り切りましょう。

 

 

 

 

 

 

 

【梅雨を乗り切るレシピ】ストウブココットラウンド 22cmで作る無水スパイスチキンカレー

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6月になり梅雨に入りましたね。

アジサイはきれいな季節ですが、不安定な天候と、高い気温と湿度でなんだか身体がだるくて重い感じがします。

 

夏は食欲が減退して、作るのも食べるのも億劫になってしまいますが、カレーなどスパイスの効いた料理は食欲を増進させ身体を元気にしてくれます。あのブッダ(お釈迦様)もスパイスを民衆に与えておすすめしていたのだとか。

 

なので、今回はスパイスから作る無水チキンカレーを作りたいと思います。そこで使用するおすすめの鍋は”ストウブ”です。

 

ストウブを使うと玉ねぎもあっという間に飴色玉ねぎができますし、無水で調理できるので味が濃縮されてとてもおいしい味に仕上がります。蓋裏に突起がついており、この突起が食材から出た水分を蒸発させずそのまま食材に落としてくれるので野菜もお肉もしっとりおいしく仕上げることができます。

 

それでは早速作っていきましょう。母から直伝レシピです。

 

無水スパイシーチキンカレー(レシピ)

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<材料> 4人分

鶏の胸肉・・・2枚

玉ねぎ 中くらい3個(大きいのであれば2個)

トマト缶・・・1缶

★カレー粉・・・大さじ2

★ガラムマサラ・・・小さじ1

★クローブの実・・・8~10個

★ウコン・・・小さじ1

★コンソメ・・キューブ2個

塩・・・ひとつまみ

オリーブオイル・・・大さじ1

 

<作り方>

①玉ねぎをスライスに切っておく。胸肉は食べやすい大きさに切って、塩を少しふっておく。

②ストウブの鍋にオリーブオイルをひいて、玉ねぎを入れる。蓋をして弱火で10分ほど蒸す。※この時、水をいれなくても玉ねぎからでた水蒸気がストウブの中で循環して、玉ねぎがしっとりおいしく仕上がります。

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しっとりしたので、ここから蓋をとって飴色になるまで炒めていきます。

③玉ねぎに火が通り、しっとりとしているのを確認したら蓋をはずして飴色になるまで炒める。

④玉ねぎが飴色になったら、鶏肉を入れて中火で炒める。鶏肉に火が通ったら、トマト缶と★のスパイスとコンソメを入れ蓋をして10分ほど弱火で煮込む。

⑤蓋を開けてひとまぜし、味を確認して塩気が足りないようだったら塩で味を調節する。蓋を開けてそのまま30分ほど煮込む。時々なべ底がこげないようにヘラで混ぜる。

⑥ほどよく水分が飛んだら完成。

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今回使用した鍋 ストウブココットラウンド22cm

 ストウブにはラウンドだったり、オーバルだったり大小いろいろな形と種類がありますが、私的にカレー作りに一番おすすめなのがこのラウンド22cmなんです。主に2~4人家族におすすめです。

 

20cmだと一回分で終わってしまうので、カレーは次の日にも楽しみたいし、なにより作り置きしておくと夏の暑くて料理がめんどくさい時でも便利なんです。

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【余談】

今は夏限定カラーで”ブルーベリー”という色が出ているそうです。

爽やかでとてもステキ!アジサイの色にも似ている気がします。初夏のテーブルコーディネートにぴったりですね。こちらのカラーもほしいです笑

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薬膳ポイント(梅雨の時期にとりたい食材)

梅雨の時期は身体が水分をため込みがちになるので、身体がだるい、むくみ、イライラしやすい、乗り物酔いしやすいなどの症状が出やすくなります。もしこのような症状が出ている人がいたら、身体の水はけを良くする下記の食材がおすすめです。

 

・ハトムギ(ヨクイニン)

・海藻

・きのこ

・かぼちゃ

・こんにゃく

・ナスなど・・・

*油っこいものは避けた方が良いです◎

 

また、冷たいもののとりすぎで胃腸機能が低下しやすい季節なので、消化によいものを食べましょう。イライラ対策には、納豆やセロリ、トマトなどもおすすめです。

 

 

今回の場合は、カレーのごはんにハトムギを入れて一緒に炊いて食べるのもよいですね☆

 

 

まとめ

雨が続くと憂鬱になりそうですが、スパイスの効いたカレーを食べて雨にも負けずツユニモマケズ暑い夏を乗り切りましょう!  

 

【トマトレシピ】 夏にぴったり×旅するトマト料理×オリーブオイル

夏野菜がおいしい季節になってきましたね。

 

先日、八百屋さんで大量のトマトを箱買いしてきました。夏野菜の代表格といえば、栄養満点の”トマト”。皆さんはどのように料理していますか?

 

でもトマトって意外と日持ちしなくてすぐに腐ってしまうのが難点。たくさん買ってもじゃがいもや玉ねぎのように長く持たないので、旬のトマトをおいしくたくさん食べられる料理を考えてみました。今回はトマトを使って世界各国の料理を作ってみたいと思います。

 

それではトマト料理で世界旅行に行ってみましょう♪

 

 

スペイン料理 ガスパチョ

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栄養満点で食欲がない夏にもおすすめの料理。

 

夏は身体に熱がこもりやすくなりますが、ガスパチョに使用するトマトやきゅうりなどの野菜は身体を冷やしてくれたりむくみをとってくれます。

 

人間が一日に必要な野菜は約350gと言われていますが、スープやジュースにすることで手軽にたくさんの野菜を採れるのでおすすめです。私はこれを朝食に置き換えてスムージー代わりに飲んだりします。

 

朝をスムージーやお茶だけにすることで、お腹が張ったり痛くなることも減り、腸内環境が前よりが良くなってきた気がします。

 

<材料> 2人分

トマト・・・2個

きゅうり・・・1/2個

パプリカ・・・1/2個

ニンニク・・・1片

★塩・・・ひとつまみ

★だし汁・・・100ml

★エキストラヴァージンオリーブオイル・・・大さじ2

 

<作り方>

①トマト、キュウリ、パプリカ、ニンニクを包丁でざく切りにする。

②ボウルか深めのピッチャーに①と★を入れてブレンダーで攪拌する。

③よく混ざったら器に盛って完成。お好みでハーブやオリーブオイルをまわしかけてもおいしいですよ。※水に浸したふやかしたバゲットやパンを入れて攪拌してもおいしいです。

 

 

イタリア料理 クックルクー

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”クックルクー”とはイタリアで鶏の鳴き声のことで、トマトと卵を使った料理です。

 

私がイタリアのシチリア島にいた頃は、よく夜ごはんにこのクックルクーとパンをホストファミリーと食べていました。いかにも朝っぽい名前ですけどね。

 

イタリア人の朝食は甘いビスケットと砂糖をたくさん入れたエスプレッソなので、塩気があるものを食べると驚かれます…(笑)

 

簡単なのにちゃんとしたおかずになるので、忙しい朝や夜ごはんにもおすすめですよ!

 

<材料>

トマト・・・3個

卵・・・2個

ニンニク・・・1片

バジル・・・2枚

塩・・・適量

コショウ・・・適量

オリーブオイル・・・大さじ1

バゲットや食パン・・・お好みの量

 

<作り方>

①トマトをざく切りにしておく。フライパンにオリーブオイルと半分に切ったニンニクを入れてオリーブオイルに香りがつくまで焦げないように火を通す。

②ニンニクに色がついたら、切ったトマトを入れて煮詰める。

③塩とコショウで味を整えて、溶き卵をいれて固まるまで煮詰める。

④器に盛って、バジルを手で半分に切って飾り付けたら完成。パンにつけて温かいうちに召し上がれ。香りつけで使用しているので、ニンニクは好きな方は食べても、苦手な方は食べなくてよいです。バジルの代わりに乾燥オレガノ(シチリアを代表するハーブ)を入れてもおいしいです。

 

 

 

ブラジル料理 ヴィナグレッチ(ビナグレッチ)

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本来ならば、シュハスコ(ブラジル版バーベキュー)と一緒に付け合わせとして食べるそうです。さっぱりとしている味なのでお肉によく合いそうですね。

 

今回は具材を少し大きめに切り、サラダ単体として楽しめるようにしました。

 

<材料>

きゅうり・・・1本

トマト・・・2個

ピーマン・・・1個

玉ねぎ・・・半分

★お酢・・・大さじ1と1/2

★塩・・・2つまみ

★コショウ・・・適量

★エキストラヴァージンオリーブオイル・・・大さじ2

 

<作り方>

①きゅうり、トマト、ピーマン、玉ねぎを角切りにする。

②ボウルに①の切った野菜を入れて、★を入れて混ぜ合わせて完成。

 

 

トマトの効能

トマトには肌や血管の老化を防ぐリコピンが豊富に含まれています。

 

トマト色が赤ければ赤いほど多くリコピンを含んでいるとされていますよ。リコピンは油と一緒に摂取すると吸収率が2~3倍に増えるそうです。

 

私のおすすめは良質なエキストラヴァージンオリーブオイルを食べる直前にまわしかけて食べることです。

 

 

トマトにおすすめのオリーブオイル

 トマトは口に入れると、草を刈ってすぐのような香りと太陽の香りがします。同様に、トマトには同じような香りのする青々しい味のするオリーブオイルがおすすめ。

 

おすすめのオリーブオイルは、首都のローマのあるラツィオ州で採れるイトラーナ種を使用したオリーブオイルです↓

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 おいしいオリーブオイルの買い方・保存方法はこちら↓

 

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まとめ

 健康にも美容によいトマトをたくさん食べて、今年の夏も乗り切りたいですね。ぜひ

お題「#おうち時間」に世界を旅した気分にひたりながら、料理をしてみてはいかがでしょうか?

 

 

【ストウブグリルパン使用】イタリアマンマ直伝 ペペロナータ×料理に合うオリーブオイル

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初夏になると食べたくなる料理があります。

それは、イタリアの前菜の定番料理ともいえる"ペペロナータ"です。

 

イタリアではパプリカのことをペペローニといいまして、ペペロナータとは、パプリカを使った料理の名前です。「今日はさっぱり食べたいな~」「暑いから調理したくないな~」なんて時に常備菜として作っておくと、便利ですよ。

 

シチリアにいた頃、よくママが市場で新鮮なパプリカを買ってきては作ってくれてました。

 

地方によっても煮込んで作ったり、焼いて作ったりと作り方も変わるようですが、今回はシチリアのマンマから教わったレシピでご紹介したいと思います。

 

 

 

シチリア風 ペペロナータ(レシピ)

<材料>

パプリカ・・・2個

ニンニク・・・2片(3等分に切る)

ミント・・・5~10枚

塩・・・適量

エキストラヴァージンオリーブオイル・・・適量

 

<作り方>

①グリルパンに洗ったパプリカをのせて中火で焼く。

②トングで全体に焼き目がつくように面をずらして調節しながら、全体が黒くなるまで焼き続ける。※この時にしっかり焼き目をつけてしんなりさせることで、パプリカの薄皮があとでむけやすくなります。

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③パプリカに焼き目がついてしんなりしてきたら火を止めて、水を張ったボウルの中にパプリカ全体が浸るくらいまでつける。冷蔵庫で約1日ほどねかせる。

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浮いてきてしまう場合は、上からお皿など重しをのせます。

④水につけていたパプリカを取り出して、焦げ目のある薄皮をむく。薄皮をむいたら、手でパプリカをできるだけ細く縦に裂いていく。※手で裂くことによって、味つけをした際に味がしみやすくなりおいしいです。

⑤裂いたパプリカをボウルにいれ、塩・3等分に切ったニンニク・ミントを半分に切っていれ混ぜる。最後にエキストラヴァージンオリーブオイルをかけて軽くまぜて完成。

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※ニンニクは香りをつけるためのものなので、生のにんにくが苦手な方はよけて食べてくださいね。ミントは香りが豊かになり、いれるとよりおいしくなります。

 

おすすめのミントを使ったレシピはこちらから↓

 

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ストウブグリルパンを使用した過去レシピはこちら↓

 

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ペペロナータのおいしい食べ方

・軽く焼いたバゲットの上にのせて食べる。

・冷製パスタの上にソースとしてかけて食べる。

・クスクスの上にかけて食べる。モッツァレラチーズとトマトものせて食べると◎。

・お酒のつまみに楽しむ。

 

 

オリーブオイルポイント

パプリカはローストすることで、より甘味と香りがひきたちます。

 

なので、選ぶオリーブオイルはパプリカの甘味と香りを邪魔せず、より香りとコクを足してくれるものを選びます。

 

ハーブやフルーツの香りのする辛すぎもなく苦すぎもないバランスのとれた味のオリーブオイルが合います。辛みがありすぎると、パプリカではなくオリーブオイルがメインの料理になってしまうので選ぶ時のワンポイントでした。

 

購入できるおすすめのオリーブオイルはこちら↓

 

まとめ

パプリカにはビタミンCやカロテンが多く含まれており、美容やダイエットにも効果的です。赤やオレンジ、黄色などの色鮮やかなパプリカは、みためだけではなく心も身体も元気にしてくれます。ぜひ「#おうち時間」に楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

 

お題「#おうち時間